安心できる場所

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温かい手に励まされ、小さく頷く。 程なくしてリナさんがやって来たと秘書が入ってきた。 3人で一斉に立ち上がり、入口をみつめる。 秘書が下がったのと入れ替わるように、リナさんとマネージャーさんが入ってきた。 いつもは派手な服装で、肌の露出も多いけど、珍しく今日は黒いスーツ姿。 髪もきっちりと纏めていて、いつもと雰囲気が全然違う。 「この度はうちのリナがとんでもないことをして申し訳ありませんでした」 大きな声で第一声を発したのはリナさんの横に立つマネージャーさんだった。 .
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