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「はぁ…はぁ。」 初めて入った場所、外から入ってくるわずかな光しかない暗闇の中 私は必死に出口を探した。 「…出口どこ?」 早く、早くここから出たい。 暗闇なのに眩しすぎる。 笑顔が、声が、雰囲気が私の心をぐちゃぐちゃにする。 何が辛い?何が悲しい? 分からない。分からないよ私には。 小さな事が山積みになって、どれから手をつけていいのか、どれが一番の悩みなのか分からなくなって。 とにかく逃げたかった。 嶺に話せば、私が壊れてしまいそうで。
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