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「はい。」 「…ありがとうございます。」 俯く私に差し出された紙コップ。 一口飲めば、私の冷えた心をじんわりと暖める。 「…」 静かな時間がながれていた。 それが何分なのか、何時間なのか分からないけど。 ひとつ言えるのは…さっきまで怖いと思ってた嶺が、今では全然怖くないって事。 なんだか今日の私はいつもより不安定だ。
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