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「落ち着いた?」 嶺の声があまりに優しいものだから自然と何かが込み上げてくるのが分かった。 声のでない私には頷くのが精一杯で。 「そっか。」 そんな私の気持ちを知ってか知らずか、嶺はただそう言って私の頭を撫でた。 「…っ」
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