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「おかえりー。」 席に戻った私を、凌は笑顔でむかえてくれたけど私の中のもやもやはまだ消えてなかった。 「…ただいま。」 「暗っ、トイレで何があったわけ?」 「……マコトがいた。」 「え?マコトくんに会ったの?すごい偶然。」 「ね。」 「で?マコトくんに会ったからそんなテンションなの?」 「んー、よく分かんないんだけどこう、胸のあたりがもやもやして気持ち悪い。寂しいとか切ないとか…なんか違う気がするんだよね。」 そう言いながらビールをぐいっと飲み干す。 「すみませーん。ビールおかわり。」
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