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「雅、お前馬鹿だな。考えてる事全部口に出してるぞ。」 「…嶺。」 「昨日?一昨日?ぶり。また雅ちゃん拾っちゃった。」 おどけて言う嶺を見て、また頭が混乱しだす。 「凌は?一緒にいた可愛い子!」 「あ?あーあの子かな。よろしくって言ってた子だ。」 「…いやいや、言いそうだけど知らない人に託すほど馬鹿じゃないよ?あのこ。」 ……や、でも昨日酔っぱらってたし、凌ならありえ… 「ないから。全部口に出てんだって。」 「じゃあなんで?」 焦る私を笑いながらも嶺は教えてくれた。
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