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30 #2
「今日のランチどうしようか。」
「いつものお店は?ていうかまだ会社にすら着いてないんだけど。」
二人並んで会社までの道のりを歩く。
「仕方ないじゃない。誰かさんの準備待ってたら朝ごはん食べる時間無くなっちゃったんだから。」
「……今日のランチは私に出させてください。」
「え?ほんと?雅ちゃん優しい!」
わざとらしく喜ぶ凌に小さく溜め息をつくと、凌はこちらを見て驚いた顔をした。
「凌?」
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