30 #2

6/16
前へ
/35ページ
次へ
「しらばっくれないでもらえます? あまり話した事ないけど嶺さんがこんな人だったなんて。」 「だからなんの話…」 「もうこれ以上、雅に近付かないで。」 冷たい凌の声。 私の事で二人が言い合ってるというのに私は…何も言えなかった。 ただ 凌に手をひかれたまま歩き出す事しか出来ず、振りかえる事すら出来なかった。
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加