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0.5 #2
「空気悪くてごめんなさいね。」
「いえ…。」
「今日はもう、帰ろうかしら。」
「アスカさ…」
隣を歩いていたはずのアスカさんが歩くのを止める。
――――見て、いられなかった。
「ごめんなさい、ちょっと足元ふらついちゃって。酔ったかしら…って、雅ちゃん?」
「アスカさん…」
「あらあら、なんで雅ちゃんが泣いてるの?」
「だって…っ」
「……ちょっと外、行きましょうか。」
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