3人が本棚に入れています
本棚に追加
0.6 #2
「………ごめんなさい。」
心も身体も限界を迎えた身体は暫く意識を失っていたようで、目をあけた先には暗くなりかけている空が見えた。
「うつすどころか悪化したな。」
「嶺が…っあんなことするから。」
布団で口元を隠しているせいか、それとも…。
語尾につれて小さくなる声を嶺は笑った。
「雅が欲しがったからだろ?」
「違…っ」
「興奮するとまた熱上がるぞー。」
「誰のせいだと…!」
「みーやび。」
最初のコメントを投稿しよう!