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「みーやび。」 嶺から離れてアスカさんにメールをしようと携帯に手を伸ばした私を、嶺が止める。 「…なに。」 「誕生日会、してくれんだろ?」 「うん。」 「内容はまだ知らないんだからそのままでいいじゃん。」 「え?」 どういう事かと首をかしげる私の頭を数回撫でると、嶺は優しく微笑んだ。 「楽しみにしてる。」 「…っ」
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