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私が仕事を休んで、翌日会社へ行ったら、
高梨はいなかった。
遠方の親戚に不幸があったとかで、２日程休みを取ってるらしい。
不幸があったというのに不謹慎だけど、
高梨と顔を合わせずに済んだのは正直、ホッとした。
まだ、どんな顔で会えばいいか整理がついてなかったから。
一方、昂くんは、私の体調を気遣って仕事を振り分けてくれていた。
ホントに優しいんだから…。
私はこの、優しい昂くんとも、
離れなきゃいけないんだ。
高梨への気持ちがあるまま、昂くんと一緒にはいられない。
ークリスマスライブを、最後にしよう。
2人の思い出を最後にもう一度だけ、分かち合って。
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