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わたしは、 隣に座る春山先生の顔を ちらりと盗み見た。 これだけある投書の中から、 ちゃんとこの三枚を 選び出すなんて。 ……春山先生って、 女の子の気持ち、 すごく分かってる人、 なんだよね。 だから。 先生にとっては、 わたしごときを 夢中にさせるのなんて、 簡単なことなんだ。
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