空虚な毛

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左足はあり得ない方向に曲がり、靴は裂けた。 女の子は左足が、生暖かくなるのを感じ、悲鳴をあげる。 道を歩いていた人が、ぎょっとした目で、女の子を見た。 やがて女の子は、周囲の人の視線を感じながら、気絶した。
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