空虚な毛

7/19
前へ
/21ページ
次へ
次の日、早朝から神社に行った。 朝、学校に行く前に神社に行くのも、女の子の日課だ。 鳥居を潜ると、いつものように目を瞑って、静寂の世界を堪能する。 そして、いつものように目をあけようとしたその時、小石が地面を転がるような音がした。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加