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必死になっている海翔さんはあまり想像できないけど、いつか見てみたい。
「遠藤くん、片岡くんちょっと……。あ、片岡はいないのか。じゃあ遠藤くん来て下さい」
海翔さんが珍しく自分の部屋に遠藤さんを呼び出した。
大抵相手の席まで行くのに……。
遠藤さんもそう思ったらしく、何を言われるのか恐ろしいと、顔に書いてある。
海翔さんのデスクの前に立った遠藤さんの背中がびくびくしている。
皆興味があるらしく、仕事をしつつもチラチラと視線を送っているのがわかる。
もちろん私や幸恵も同じだ。
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