正々堂々

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しばらく何か話をしている様だったけど、突然異変は起きた。 「え? は? …………マジですか?」 かなり狼狽えた遠藤さんが、腰を抜かしそうな様子で後退った。 しかし、目の前の海翔さんは至って普段通りで涼しい顔をしている。 「何言われたんだろう?」 幸恵は他人事だからか、瞳のキラキラ二割増。 いやいや、私に聞かれても知りませんから……。 「遠藤さんがあそこまで狼狽えるってことは、クビ?」 .
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