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死神隊長
「さて、帰るとするか。」
「アルバーン、一緒に帰ろうぜ。」
不意にレウスがそんな事を言ってくる。近くにはジャックもいる。
「いいぞ。」
「私もいいかしら。」
突然後ろから声がした。振り向くとリカがそこにいた。
「ダメ?」
「別にいいけど。」
「俺らも。それじゃあ行こうぜ。」
レウス、ジャック、リカを入れた四人で帰る事になった。
帰り道
「なぁアルバーン。」
「何だよレウス。」
不意にレウスが話しかけてくる。
「トーナメントってどういう感じで行われるんだ?」
トーナメントという言葉に一瞬ビクッとしたが、俺が二人の登録をしていない事をさとられない様に話を進める。
「ん、あぁ。俺も詳しくは聞いていないが、二人一組でタッグを組んで闘って勝ち進む単純なやつだ。」
「ふ~ん。でも俺とジャックがまず最初に出るのは予選トーナメントだろ。予選でも闘うだけなのか?」
「う~ん。多分予選だと何かしらの事はやると思うぞ。」
事実俺はトーナメントの事は全くわからない。トーナメント事態に興味がないし、この二人が勝ち進めるとは思ってもいないからだ。この二人が勝ち進める程ゼロトーナメントは甘くはない。光の世界の猛者達が集まるトーナメントにたかが学生二人が勝ち進めるはずがないて思っているからだ。
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