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4話~意外な相手~ #2
「そういうリラは、前の学校で好きな彼とかいないの?」
「えっ?…それは言えないの……話す機会があったら、その時に話すわ。」
私はご飯を食べ終え、洋子と分かれ、部屋へと戻り、リビングのソファーに座った。
彼か……もし私がしっかりしていたら…
「……い…………おいっ!!」
私はハッと気づき、気がついたらアイツが上半身裸で私の横に座ってた。
「キャアアアアアッ!!ちょっ、上に何か着てよ!!」
「うるせえなぁ……返事したんだから気づけよ…」
「それに、何の用?」
「俺の女になるかの返事…」
「いい加減にして!!アンタ何様のつもり?」
「俺様だけど何か?」
「悪いけど、私はアンタの女になんか………!?」
アンタの女にならないという前に、私の唇とアイツの唇が重なった。
「善彦…」
「ン…フゥ……///」
「善彦って呼ばねぇと犯すぞ…(ニヤッ」
アイツが私の耳元で囁いた。
「ヒャッ……ヤメッ…///」
「お前には拒否権なんか「くれたっていいじゃない!」
私は、アイツの急所を蹴り、アイツがうずくまっているのを見計らって、自分の部屋へと逃げた。
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