最終話~織姫様と俺様彦星~

3/6
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
洋子は、先に式場に向かって行った。 残された私と善彦は、2人っきり。 「いよいよだね……」 「あぁ、長かったな……」 「善彦、これからもずっと一緒だね。」 「あぁ、もう離れ離れにはならない。」 私と善彦は、式場に入った。 そして、結婚式が始まった。 「………………汝、生涯苦しい時も病める時も、新婦リラを愛することを誓いますか?」 「誓います。」 「………………汝、生涯苦しい時も病める時も、新郎善彦を愛することを誓いますか?」 「はい、誓います。」 「では、指輪の交換を……」 私と善彦は、指輪を交換し、指にはめた。 「……では、誓いのキスを…」 善彦は、私のベールを上げた。 「みんなに見せつけるように深いやつをするぞ(ボソッ」 …………え? 善彦の顔が近づいてる!! そして、キスをした。しかも深くとろけるような、甘いキス。 クチュ… ええ!?舌を入れてるよ!!! ってか長いよ!! 私が息苦しくなったのか、善彦は唇を離した。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!