第1話~入学~

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~三日後、バッティングセンターにて~ マスミツ「今日もまたやって来た訳だが」 二日前に赤松と阿部と一緒に来てから昨日と今日と連チャンで足を運んでいた。 マスミツ(そんなにすごいことかねぇ) イマイチ赤松にすごいと言われたバットコントロールを理解しかねていた。 野球部ならどのコースの球でも打てる練習をするものだと思っていたからだ。 今日もとりあえず打ってみることにした。 昨日と同じマシンで両打席打てる、 100、120、140の 球速3段階変速するマシンだ。 1ゲームの間にランダムで球速を変えることもできるが自分は一定の速度で打っている。 今日は120キロをメインに打つつもりだ。 マシン「プレイボール!」 マスミツ(アウトハイ・・・) シュッ! キン! キン! カキン! マスミツ(そんなに変なのかな) カキン! キン! カキン! マスミツ(どんなコースでも打つってのは) ビュン!! マスミツ「オワッ!?」 ガキン! マスミツ「おいおい、なんで急に早くなってんだよ!?」 ビュン!! ガキッ! キン! ガキッ! マスミツ(140は当てるのが精いっぱいだな・・・) ヒュッ! マスミツ「おいおい!?」 カツン! マスミツ「なぜ100キロになる!?」 ヒュッ! カキン! シュッ! キン! シュッ! カキィン! ビュン!! ガツッ! シュッ! ヒュッ! ヒュッ! ビュン!! ・・・・・・・・・・・・・・・ ~ゲーム終了~ マスミツ「なんでいきなり実戦モードなんかに・・・」 向町「フン。どうやら当てるのだけは一人前みたいね」
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