肆 人間
2/6
読書設定
目次
前へ
/
59ページ
次へ
時計を見る。 七時三十分。今日が休日でなければ、完全に学校に遅刻していた。 まあ、平日だろうと行く気はなかったが。 結局あの後から、僕は一睡もしていない。 部屋の隅に座り、嘔吐物から覗く眼球と一晩中睨み合っていた。 気分が悪い。 「うわっ、眩しいっ」 ドアを開け、入ってきたのは彼女だ。 とてとてと小走りで窓まで向かい、カーテンを閉める。
/
59ページ
最初のコメントを投稿しよう!
18人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
12(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!