用意周到

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海翔さんの唇が首筋を這い、ゆっくりとチュニックの胸元ギリギリの所まで辿り着いた。 「脱がせていいか?」 急に耳元で囁かれて、思いっきり意識が覚醒した。 「ダメです!」 慌てて飛び起きた。 「海翔さんのエッチ!」 窓の外は夕焼け色で、あまりの明るさにいつも以上に恥ずかしくてたまらない。 「ありさがあんな顔するからだろ。誘ってるのかと思ったのに……。聞かなきゃ良かった」 .
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