邪魔者襲来

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.........もう顔を見られたからには観念するしかないか.....気持ちがおさまらねえから、真樹のヤツ後でぶん殴る。 「お、お前は.........誰だよ!?」 もう敬語を使う努力すらしないのか、コイツ.........どうせなら最後まで徹底しろよ。 「...私はただの一般生徒です。.........そこのゴミ......いえ、副会長様を助けに来ました......ひとまず保健室へ連れて行きましょう」 と言うと、俺は副会長を米俵か何かみたいに担ぎ上げた。...華奢に見えてクソ重い。今すぐ放り捨てたい。 「ちょちょちょ、あき.....ぐぼべっ!!」 名前を呼ぼうとした真樹を殴って黙らせた。これ以上余計な事言わせてたまるか。 「い...いい、パンチだな.........お前なら世界も狙えるぜ.........じゃなくて、いくら何でもそれは萌えないぞ!!せめて姫抱きとか姫抱きとか姫抱きとかさぁっ!!!もっと他にいくらでもあるでしょ!!?」 「文句があるなら貴方がしたらどうですか。この抱え方が不満ならもう引き摺って行きますけど」 「そ、それはもっとダメだって!!.........あー、もうしょうがないな......それでいいから行くぞ」 「お、俺も着いてくっ!!もとはと言えば俺が悪いんだしっ.........」 「.........勝手にしてください。...行きますよ、真樹」 そして俺達は保健室へと向かった。それにしても副会長が重い。本気で落としたい。
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