第四回

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作者「どうも~!! 私だ。」 優子「その自己紹介でわかる人いたら天才です。 あ、どうもこんばんは! いつものように、このバカと私、優子がお送りいたします! 大悟さん、今日の企画はなんですか??」 作者「今日は、ついに終わりを迎えました、将生編を記念して、将生と優子の出会いを題材にした、少し車から離れてみた番外編をお送りしたいと思います!!」 優子「え?私の過去の話をここでするんですか!? すっごい恥ずかしいんですけど・・・・」 作者「では、お送りいたします! VTR、スタート!!」 優子「ちょっと・・・ まぁ、仕方ないですね・・・ スタート!!」 --------------------------------------------------- それは、今から1年前のお話であった・・・ 優子「もう、いいです!! 私、このバイト、やめます!!」 店長「あぁ、勝手にしろ!!」 優子の堪忍袋の緒が切れた瞬間だった。 原因は、店長の無能っぷりに腹を立てたことだった。 新店舗の建設により、前任の店長がそこの店長になることにより、今の店長がやってきた。 バイトの身でありながら、店長に1から全てを教えることになった優子。 だが、この店長、非常に物わかりが悪い。 おまけに、何かと口答えしてくるし、おれは店長だぞ、みたいな雰囲気をなびかせてくることが、優子には許せなかった。 それで、今の状態になっていた。 ということで、やめることになった優子。 優子「やめたはいいんだけどな・・・・・」 今度は行く当てがない。 北条さんのところに少しお世話になった後、現在一人暮らしをしている。 北条さんにこれ以上はお世話になるわけにはいかないと、授業料だけ支払ってもらい、あとはすべて自分で賄うことになっている。 なので、バイトを辞めるとお金が無くなる→家賃が払えない→追い出される →また北条さんにお世話になる・・・といった感じになってしまう。 これ以上北条さんにお世話になるわけにはいかない。 数えきれないほどの恩を受けてきた。 親切な人だった。 どん底で沈んでいた私を、支えてくれた、恩人だ。 おかげで、なんとか高校を卒業し、大学へ合格。 一人暮らしに至っている。
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