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優子「はぁ~、どこかいいとこないかな・・・・・」
そういって、求人の本を取り出す。
今まで飲食店に勤めていただけあって、今度も飲食店がいい。
なかなかきついけど、その後にまかないがもらえるのはありがたい。
晩御飯は、それが生命線だ。
優子「いい待遇ないかな・・・」
そう思いながら、気づけば次の朝を迎えていた。
机の上で寝ていたことに、優子は気づく。
優子「あっ・・・
やっばい!!
学校行かなきゃ!!」
そういって、学校に出かける。
講義には何とか間に合ったが、なんせ睡眠時間わずか4時間。
講義中はほぼ寝る状態となってしまった。
舞「優子、今日どうしたの?
めずらしく授業中ずっと寝ていたじゃん。」
優子「あぁ、バイトを辞めて、次のバイト先探していたらさ、つい寝ちゃってさ・・・」
舞「あ、それなら、うちの店、どうよ?
最近また人がやめちゃってさ、人手が足らないの・・・・
私はモデルの仕事とかで、その人の分を埋めることができないからさ。
どう?」
優子は迷わずOKした。
早くバイト先を見つけないと、食費がかさんでいくだけ。
こんないい手はない。
優子「じゃ、早速明日から行っていい?」
舞「了解!!
店長に掛け合ってみるね!!」
優子「ありがと!!
さっすが親友!!
頼りにしてるよ!!」
そんなこんなで、バイト先が決まった。
舞に感謝しながら、翌日、早速面接へと向かう。
人手が足りないため、即決で採用になり、明日から早速バイトへ入ることに。
優子「おはようございます!!
今日から入らさせて頂きます、北条優子です。」
舞「お、来た!!
リーダー!!
この子この子!!
この子が私の紹介した子!!」
リーダーといって呼ばれた人、その人こそ、将生だった。
将生「おー、この子か!
舞から話は聞いてるよ。
今日からよろしく^^」
優子としての第一印象は、さわやかな今時のイケメンとしか受け取っていなかった。
将生も、当時はただの新人のバイトとしかみていなかった。
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