報告と支え

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こんな時は、彼女の千恵に電話。 怒ってるかな? 昨日から、なんて言えばいいかわからず、何度なる電話に出るどころか掛け直す事もできなかった。 「どうしたの? なんかあったの?」 優しく千恵は聞いてきた。 あれ、どうしたんだろう。 勝手に涙が溢れ出し、言葉が出ない。 「ちょっと聞いてるの!」 「ぎいてるよ」 さらに言葉にならない。
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