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千恵の言葉が頭から離れない。
「生ききる」間違いなく、今の僕の生きる目標だ。
何ができるんだろうと考えると、思いのほか、たくさんの事ができる事に気付いた。
仕事で、ひとりでも多くの人に自分が生きた証を遺す。
生命保険の仕事をしているが、いざ自分が病気になると、伝えたい事がたくさん増えた。
そして少年野球で、ひとりでも多くの子ども達に、僕にしか伝えられないものを遺す。
千恵、一分一秒でも一緒にいたい。
この目に焼き付けたい。
もっと話していたい。
見えなくなっても、毎日色付きの千恵の夢が見られるように…
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