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手術予定日４日前。
今年度、最後になる夜勤を終えて寮に帰宅した。
オペが終わって経過が良ければ一週間で退院、その後は三月中旬まで自宅療養の予定だ。
帰宅後、シャワーを浴びて倒れ込む様にベッドに潜った。
体の向きを変えた瞬間、下腹部にズキンと刺すような痛みが走る。
夜勤の途中から感じた下腹部痛。
顔をしかめ、お腹を擦りながら体を起こし、鎮痛剤を飲んだ。
間隔を空けて強まる下腹部痛。
捻転？
…まさか…ね。
捻転は会話が出来なくなるくらい、痛いって聞く…まだ、動けるし…大丈夫。
ゆっくりとお腹を撫でながら、鎮痛剤が効くのを待つ。
夜間の疲労から来る体のだるさと眠気。
緩やかに効き始めた鎮痛剤の力を借りて、私は眠りに入って行った。
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