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おはようございます、皆さん。
ほ、ホモ高に転校してきて、2週間が経ちました。
未だ、それらしき者には会わずに済んでいる。本当に、ホモ高なのかな。
インターネットで検索で知った情報だし。
まあ、俺がイケメンでも無ければ可愛い顔でもない。しいて言えば、フツメン。
だから、襲われもしなければ、遭遇もしない。納得。
背伸びをしながら、俺はあくびをした。
「んっ……良く、寝た」
取り敢えず、今日…アルバイトを探しに行こう。確か、ここの静芳(せいほう)高等学校は、アルバイト大丈夫だったはず。
だから、休日であるこの日を使って探す予定。
コンコンと、ドアを叩く音がした。
「はい」
「おはよう」
「おはよう、寺下くん。今日は、どうする?」
「…ここで、食う」
「うん、わかった」
取り敢えず、俺は顔を洗い歯磨きしてから朝食に取り掛かる事にした。
食パンと目玉焼き、ウインナー。野菜たっぷりのコンソメスープ。
俺お手製の手作り苺ジャムか、バターを用意。
デザートに、苺シャーベット。
ふと、思った。俺、食堂のご飯食べた事ないことに気づいた。
気づいたら、料理作るのが当たり前になりかけていた。
たった、一週間で。
パフェの為にも、バイト探さないと。
「出来た。寺下くん、運ぶの手伝ってくれるかな?」
「了解」
「ありがとう」
「おう」
料理を作るのは俺で、後片付けは寺下くんの役割りのなりかけ始めている。
何だか申し訳ない気持ちはあるけど、嬉しい気持ちが勝る。
「「頂きます」」
インターフォンが、鳴った。
「お、俺、行って来るね」
「いや、俺が行く」
「あ、ありがとう…」
そう言って、寺下くんは玄関に向かった。
俺は、食パンにジャムをたっぷりとのせた。
「ん、美味しい」
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