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「へぇ、山田が作ってるのか?」
「う、うん。でも、大したものじゃないけど」
「良いな、正行くん」
「…?余りもので良かったら、食べる?」
その言葉を待ってましたと言わんばかりに、清は嬉しそうに頷く。
清の行動は計算ではなく、天然でやっているから余計タチが悪い。
「ありがとうございます、山田くん」
「う、ううん、皆で食べたらもっと美味しいし。西村くんも、どうかな?」
「ありがとうな」
皆か、苦笑がこぼれた。
「寺下くん?」
「いや、今行く」
首を傾げる山田。そして、俺達はダイニングへと向かった。
【side out】
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