★虹☆

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「そうだな。でも俺は葉月の担任だ。夜遊びは容認出来ない」 「夜遊びって、友達とカラオケに行っただけだよ」 「花菻高校の男子とか?」 「だから、私が誰と遊んでも滝沢先生には関係ないでしょう」 「葉月…俺は…」 アランは言葉の途中で、唇を噛み締めた。 ――と、その時… 「美希、どうかしたのか?」 聞き覚えのある声に、体が飛び跳ねる。声の主に視線を向けると、コンビニの入口にパパが凄い形相で立っていた。 アランの手は、私の手を掴んだままだ。 一瞬、時が止まり… 緊迫した空気が流れた。 「パパ…」 「美希、どうした?君、うちの娘に何をしている」 アランは目を見開き、私とパパの顔を交互に見た。
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