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「何か言ったかしら?」
あれ?なんだろう?母さんの後ろに邪鬼が見える…。殺気に満ちた眼が次は外さないと忠告していやがる
僕の頬を冷や汗が垂れた
「い、いえいえ何でもございません……綺麗なお母さん………。」
そう言うと母さんはよろしいとだけ言い残して下へと戻っていった
たまに垣間見る母さんのこの凶暴さは何なんだよ……
しばらくは動けなかったが、僕には大事な用事があった
そうだよこんなとこでグダってる場合じゃないじゃないか!
僕はさっと髪の毛を整え、パジャマを脱ぎ捨て愛用の赤ジャージに着替える。この間わずか三分!
そして枕元の黒ブチメガネを着用すればはいイケメンヨータ君の完成!
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