レベル1 出会いの村、ハジマリ村

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「おーいヨータ。早く来ないと飯無くなっちゃうぞ?」 ドアの前から金髪ツンツンの顔が覗き込む。なんだか顔立ちだけならヤンキーと言ったところだろうか 「あぁ、ごめんごめん!今行くよ。」 僕はそいつに返事をすると、部屋を出た その時気付いた。ものすごくスルーしちゃならないことに 「…………ってかアイツは誰なんだ?!」 あの金髪はいったい誰なんだよ! てか飯無くなっちゃうぞって、人様の家で飯食ってるのか!?マジかよ! 案の定僕がリビングに行くと金髪は飯を堂々と食っていた 「ちょっ、ちょっと母さん!誰なのそいつ!父さんの知り合い?それとも母さんの知り合い?」 僕は矢継ぎ早に母さんに尋ねた。 だが僕が予想だにしない答えが帰ってきた
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