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「うぅん…」
運命って何だよ…。僕にそんな難しい話わかんないよ
いきなりそんなシュールな展開は止めてよ
『これから君には凄まじい運命が待ち受けているだろう
だが悲観してはならない。それを君は越える力を持っているのだから』
子安ボイスだと説得力あるな、この台詞。
『さぁ、行くのだ!君の運命の道を!!』
その言葉を言われた時、辺り一面がいきなり白く輝いて、その光はとても僕を心地よく包んで行く
そして何もかも真っ白に包まれていく……。消えてなくなって行く…
「僕は…このまま…消えて……しまうのか?」
この光に全てを委ねてみても良いのかもしれない
でも
「僕は…僕は自分で進む道を決めてみせる」
なんだかこの光に全てを委ねるのは違う気がした
だから僕は光の向こうへ手を伸ばした
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