レベル1 出会いの村、ハジマリ村

2/12
前へ
/114ページ
次へ
「うぅん…」 運命って何だよ…。僕にそんな難しい話わかんないよ いきなりそんなシュールな展開は止めてよ 『これから君には凄まじい運命が待ち受けているだろう だが悲観してはならない。それを君は越える力を持っているのだから』 子安ボイスだと説得力あるな、この台詞。 『さぁ、行くのだ!君の運命の道を!!』 その言葉を言われた時、辺り一面がいきなり白く輝いて、その光はとても僕を心地よく包んで行く そして何もかも真っ白に包まれていく……。消えてなくなって行く… 「僕は…このまま…消えて……しまうのか?」 この光に全てを委ねてみても良いのかもしれない でも 「僕は…僕は自分で進む道を決めてみせる」 なんだかこの光に全てを委ねるのは違う気がした だから僕は光の向こうへ手を伸ばした
/114ページ

最初のコメントを投稿しよう!

13人が本棚に入れています
本棚に追加