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「しょうがないからちょっくら近づいて面でも拝ませてもらおうかね」
「馬鹿、成田やめろ・・・」
そう言って静止も聞かず成田と呼ばれるパイロットは敵機に向かって加速していった。
「あーもう、クソッ!お前はなんでいつもそうなんだよ!!」
成田の後を追うようにスロットルを開け戦闘機を加速する。
「さーて、そいじゃあその面拝ませてもらうかね。」
成田は背面飛行に体制を移行し敵機のキャノピーの上に付き覗きこんだ。
「お、おい・・なんだこれは・・・」
敵機のキャノピーを覗きこんだ成田は驚愕した。
「どうしたんだ、お前らしくない。いつもなら喜んで撮影した画像を送信してくるじゃないか。」
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