序章

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次の日も町に行った。 広木「今日は昨日調べた辺りをもっと調べてみよう。」 私「ああ、解った。」 広木「君がいた場所もあの辺りだったね?」 私「よく覚えていない・・。」 広木「ゆっくりでいい。調べよう。」 無言でうなずいた。 二人で周辺を調べたが、昨日とあまり変わらない。 広木「こっちに来て!早く!」 広木が必死に呼んでるから行ってみた。 広木「これ見て!これは君じゃないか?」 広木は一枚の写真を見せてきた。 家族写真のようだが、破れててわかりにくい。 広木「この写真のここ、君に似てないかい?」 よく見てみたら確かに自分に似ている・・。 う・・頭が痛い・・・。 広木「大丈夫か?!」 私はあまりの痛さに気を失ってしまったらしい。
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