序章

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頭の痛みと過去は関係してる気がする・・。 でも、思い出してはいけない気分になる。 あまり考えない方がいいのかもしれない。 広木「少しは落ち着いたかい?」 私「ああ、少しだけ。」 広木「君だけが生き残るなんて、奇跡だよ?」 私「そんなにひどいのか?」 広木「ああ・・戦争よりひどい・・。」 私「戦争じゃないって根拠はなんだ?」 広木「戦争は国同士の争いだ。 でもここ数年、この辺りでは戦争していない。」 私「それだけか?」 広木「人の死に方に違和感があるんだ・・。」 私「死に方?どんな?」 広木はためらってる様子だった。
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