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しばらくたったが何の手掛かりもなしか・・。
広木「少し一緒に町を歩いてみないかい?」
私「歩いて何かがわかるのか?」
広木「ここでじっとしてるよりも、
記憶が早く戻るかもしれないよ?」
私「なるほど・・解った行くよ。」
そうして広木と町に出た。
ひどい状態からは変わっていない。
死体もまだ転がってる。
広木が酸素マスクを渡してきた。
広木「もし、変なウイルスとかがあるといけないからね。」
私は黙ってつけた。
広木「死体を少し見たいんだけど、
君は待っているかい?」
私「いや・・行かせてくれ。」
広木「嫌になったらすぐに離れてね?」
無言でうなずいた。
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