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長さが足りないかわりに、舌は硬さや細さを意思をもって変えられる。
普通の人だってそれくらいは出来る。オレだってそうだ。
でも、瑠一のそれはもっと器用だと思う。
「あ、ぅ……んっ、んんっ」
シワを一本ずつ延ばすみたいに細かく動いていたかと思えば、くぷりと入り込んできて、すぼまりを内側からなぞられる。
その度に、瑠一の舌を締め付けて、それが違うモノだったらって、考えてしまった。
肩越しに振り返ると、尻に噛みついてる瑠一と視線が絡む。
「物足りないって顔してるぞ」
「して、ねぇ……っ」
してるかも……
だって、スッゲェ気持ちいいところは
もうちょっと奥で、舌なんかじゃ届かない。
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