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幸我side
真「始め!」
真尋の合図で俺と愛乃の喧嘩が始まった
正直、トラとのあの闘い方を見て度胆を抜かれたし、あれで軽いんなら、どのくらい強いのかなんて本当に未知数だ
まずは両者共、相手の出方を伺っている
と言っても愛乃はボーっとして目を擦っているが、、本当に眠いんだな……
正直言って隙がありすぎる。
―――行くか。
素早く走り愛乃との距離をみるみるうちに縮める
それと同時に、俺が動いた瞬間愛乃の目がこちらを捉えた
そして…………その口元は、笑っている…?
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