第1話

貧困の失くしかた。

タイはドット、スーツはアイボリーの黒猫柄。それを上下セットでショート丈のブーツ。それを勇気のある正社員が着ていれば、「あー、これも着ていいんだ」と思うはず。丈は九分丈。それをあなたが着て下さい。ユニクロのイメージはみんなヒートテックであんぱい。柄に自信がないですか？そう、ブランドの野郎どもはモデルとストーリーの展開でやってきているので、そういうのがあると、ああ、素敵だな、と女子は思います。男の子と女の子は分けて離ればなれの片恋にしましょう。「お嬢様、お通りください」と紳士になるとモテますよ。リートは日本人にも好かれるので日本風メイクをお願いします。髪は黒でウェーブ、オイルで艶やかな美女。それで彼女に設定をつけますね。犬を連れていて、恋に恋する乙女感をもたせてください。ハートのバッグをもたせて、ヒールは履かせましょう。ハートのバッグの中身は香水、ハンカチ、化粧グッズ。
キャッチコピーは「甘い女の子の恋を食べて」で、パニエしたミニスカワンピでモスグリーン、靴はブラウンのミドル丈のカチッとしたブーツ。メイクはピンクを目尻において、あとはすっぴん。
男の子は白人の色素の薄い白髪の華のとがった子で、前髪ありで後ろ髪をぽさっとした美人を使ってください。長身がいいです。「僕のわがままは僕のコンプレックスだ。バイバイHoney」で、名前をレイト。これでイメージを膨らませたドレスを描きます。チョコブラウンと白を大きな点の模様のように散らして時計柄と松の木に犬柄。それを時計を大きくして、ここはグレーちょびっと。鞄はいりませんが靴にビジュー。それで話し言葉を後書きします。