プロローグ

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でも、 再び会えたことに 『 運命 』の二文字以外思い浮かばなかったの。 このまま忘れていたかったのに。 あの思いはもう、 分厚い蓋で閉じられているのに。 でも、 思いだすたび酷く苦しくて切なくて、愛しい。 自分の意思で閉じたはずの蓋は開かれようとしていた。
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