時は過ぎ

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幾つもの時が過ぎ私は高校1年生になった。 桜の咲く季節… 新しい学校にクラスのみんなは 心を踊られせていた。 私はそんなみんなを見ても 自分から仲良くなろうなんて 思ってもなかった。 こんな能力を持っているからこそ 人生が楽しくなかった。 だから昔の記憶なんて何一つ覚えていない。 思い出そうとも思わない… きっと今までの私は愛想もなかった。 だけど1人だけ… そんな私に近づいてきた女の子がいた。 女「 初めまして、私の名前は神崎 華(カンザキ ハナ) って言うの。貴女は?」 夏奈「…あ。初めまして、私は桐島 夏奈です。」 ずっと人と絡む事から避けてた から話が上手くできない私だったが それでもこの子は違った。 真っ直ぐ私に接してくれた。 華「 夏奈って呼んでもいい? 私は華でいいから!なんか私達名前は似てるね。」 このノリについていけるか 不安になったけど嬉しかった。 初めて出来た友達… それから2人でいろんな話をした。
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