第1話

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さてこれから自分の通う高校へ行くのだが、今日は進級してから初めての登校日だ。 我が高校では毎年クラス替えがあり、その新クラスは新年度の初登校日に生徒玄関に張り出されている。 つまり今日は新クラスの発表と言うこともあり、多少なりともわくわくするだろう。 その高校の最寄駅までは電車で3駅の所にある。 自宅の最寄りの無人駅までは歩いておよそ5分のため非常に手軽だ。 田舎の電車は1時間に1本とかそれ以上間隔が空くこともしばしばある。 つまり朝の1本を逃すと、遅刻は免れないのだ。
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