第2話
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暗い道を1人で、いつものように音楽を聞きながら、ふと時計を見るとまだ電車までは時間がある。 こんな時は何となくいつもと違う道を行ってみたくなるものだ。 それは些細な冒険。 普段とは違う細い道、付近には家もなく、街灯もなく、真っ暗だ。 あまり暗いことに対する恐怖感はないし、そもそもお化けが出るような時間でもないか。
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