第1話
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だが勘違いしないで欲しいのは、俺に決して友達がいないわけではない、ということだ。 後の駅から仲の良い友達も乗ってくる。 もちろん話しかけられたら会話を開始するのだが、それが面倒臭く感じる日もあると思う。 とにかく基本は自分の殻に閉じこもっていたいのだ。 こんな性格だからか友達は決して多くない。 しかしそれでいいのだ。 広く浅くよりは、狭く深くの付き合いでいいのだ。 そう決めたのだ。
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