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「ざいまーす……」
彼は気だるそうに挨拶をした。
なんだか、朝から仕事するって感じの雰囲気の人ではない。
どちらかって言うと"夜"のイメージだ……
早い話しが、この仕事に似つかわしくないのだ。
またヤバイのがきたなぁ……
「じゃあ、君は彼と同行して!」
そう言いながら、社長が僕の方へ新人君を連れて来た。
「どうも……今日一日、宜しく!
名前は"トマ"でいいですよ……みんなそう呼んでるし」
「あっ……はい……」
ん?見た目とは違うのか?
そう思いながらも、とりあえず車に同乗してもらった。
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