彼らだって恋をする

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それだけ聞けば付き合いにくそうだけど、さっき会った感じは、ちょっと気が強そうだけど、サバサバしてて文句のつけようもない。 遠藤が惚れるのもわかる。 「おまたせ」 そうこうしている間に遠藤とマリアがやって来た。 会社を出る前からしっかり腕なんて組んじゃって、さすが日本人と違って積極的だ。 「挨拶は座ってからってことで、良い店あるから行こう。どうせこの辺り詳しくないだろ」 「まかせるよ」 とりあえず4人で裕子のお兄さんの店に向かった。 「乾杯!」 とりあえずビールかと思いきや、厨房から届いたのはシャンパンで、裕子のお兄さんの奢りだという。 .
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