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SM倶楽部と聞いて、鞭や蝋燭をイメージするだろが、凜はそのような道具は全く使わないと云う。
60分で25000円を払い凜にプレイを乞うM男が1日3人程いるとの事だ。ざっと1分で400円だ。
先ず、プレイ開始から10分程SMの問診をすると云う。
そして、M男は裸で椅子に座り(座らされ)足を椅子の脚に、手を肘掛けにに拘束され、目隠しをされ、自由を失う姿勢になるとの事だ。
そして言葉でM男が悦ぶ事をいい放ち、ゴム手袋をはめてM男のいきり起った性器をシゴくのである。
『果ててはならぬ。』と言えば
『果てそうです。』
『ならぬ。』
『お許し下さい。』
とのやり取りの後、シゴくスピードを増した凜に、M男は我がの躰に我がの体液をかけられるのだと云う。
この間僅10分。
『果てては、ならぬ。』と言った凜の言い付けを守れなかったM男は、そこから罰としての20分放置プレイされた後、シャワーを浴びて帰るとの事だ。
こんな内容と言っては、失礼だろうが、25000円払う奴の気持ちが分からない。
M男が払った25000の内、凜の取り分は13000程だと云う。
1日では×3だ。
月に7日程出勤すると聞いた。
7日が、丁度いいらしい。多からず、少なからずでリピーターも離れない日数だと云う。
内容を一頻り話した凛は
『これって風俗やと思う?』と聞いてきた。
『風俗、云々より詐欺やん!ってかお前、Sでも、なんでもないやん。ごくごくノーマルやないか!』
凛は、ペロッと舌を出してニコッと笑った。
その笑顔にコロッと逝く男共は多いだろう。
かく云う私も、その一員になりかけた事がある。
眉毛に唾を塗っていた為、免れた。
京都に潜む女狐にご用心下さい。
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